FTTHとは
FTTHは「Fiber to the home(ファイバートゥーザホーム)」の略で、光ファイバーを利用して各家庭などで高速なインターネット環境を利用できるようにするシステムのことです。また一般的にインターネットの「ブロードバンド環境」と言う場合にはこの光ファイバーによるFTTHのことを指します。
FTTHはすでに都市部においては珍しいものではなく、東京都や神奈川県、大阪府などではほぼ100%の世帯で利用することが可能となっており、その他の都市部や地方においても軒並み90%以上の世帯で利用することが可能となっています。ただし実際にFTTHを利用契約している世帯はいずれの都市部でも30%前後と言ったところです。
FTTHが普及する以前のインターネット環境としてはISDNやADSLなどが一般的でした。しかしこれらの方法はいずれも既存する電話回線を用いたサービスであり、電話回線そのものの限界などにより、快適と呼べるほどの通信速度は確保できませんでした。またADSLの場合にはISDNなどとの干渉問題などもあることや、サービスの提供拠点から距離が離れた場合には極端にスピードが落ちるなどと言ったデメリットを多く含んでいたのです。
FTTHでは電話回線は使用せず、新たに光ファイバーを各家庭やマンションなどまで敷設することで、こうした速度の問題を解決しています。現在のFTTHでは下り100Mbps、上り50Mbps(東京の場合)と言う、実にADSLの数十倍ものスピードを実現しており、これによって容量の大きなデータや、動画なども瞬時に送信することが可能となったのです。
FTTHのサービスは、これを取り扱う業者が増えることによって急速に利用者数を伸ばしています。